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2016/04/18
SEO対策

SEOキーワード候補の選び方と選定基準など

SEO業界では、ユーザーが検索窓に入力する単語やフレーズのことを「検索クエリ」と呼んでいます。

検索クエリ、検索キーワードの選び方を間違えると、その他の対策が無意味になるほど、「キーワード選び」は重要かつ基本的な施策であり、狙ったキーワードで上位表示されれば、より多くの集客が期待できます。

キーワード候補のリストアップ

キーワードを選ぶ際は、はじめにページ内容を象徴するシンプルな単語を、可能な限りリストアップしていきます。

最初に思いついた単語の類義語を探したり、見込み客の年齢や性別、所在地などを想定し、どのような立場のユーザーが、どんな目的で検索するのか、を具体的にイメージすることで、容易に候補数を増やすことが可能です。

また、「月間検索数」や「検索結果件数」などが確認できるほか、入力した単語に関連するキーワードも教えてくれる、キーワード選定支援ツールも多く出回っていますし、もっと手軽にキーワードの組み合わせを知りたい方は、検索エンジンの検索窓に単語を入力すると、検索フレーズを自動的に予測してくれる機能も参考になります。

キーワードを出し尽くしたら、その後の作業がしやすいように、ジャンルごとに単語をカテゴライズしておきます。
グルーピングはキーワードの選定時にも役立ちますが、効果測定を行う際も、キーワード群ごとに解析すると、強化すべきキーワードやカテゴリーを瞬時に判断できるようになり、その後の最適化もスムーズに行うことができます。

キーワードの選定基準

より多くのユーザーを取り込むため、考えなしに検索数が多いキーワードを選択するのは危険な行為です。

検索ボリュームが大きいキーワードは、ライバルとなるサイトも多くなるので、その中で検索上位を目指すのは、かなり難しいと考えるべきです。
特に新しくサイトを立ち上げるときは、競合するサイトが少ないキーワードを選んだ方が得策です。

また、ページ内容を的確に表したキーワードであっても、それを検索するユーザーが極端に少なければ、効果的な結果を得ることはできません。

そのため、サイトのアピールポイントを理解した上で、ユーザーが入力するであろう検索クエリを想定し、ユーザーニーズとズレが生じないように、すり合わせを行うことも大切な作業となります。

ビッグキーワードとスモールキーワードの使い方

検索回数が多いビッグキーワードは、ユーザーニーズがとても高いため、上位表示を実現することができれば、多くのアクセスが見込めるほか、Webサイトのブランディングや、認知度を高める効果も期待できます。
しかし、上位表示までに時間と費用がかかる、コンバージョン率が低い、などのデメリットも有しています。

一方、検索される回数が少ないスモールキーワードは、多くのユーザーに見てもらうことは難しいですが、特定のターゲット層に限れば上位を伺うことも可能です。
また、ユーザーの検索目的がはっきりとしているため、ユーザー意図に沿ったサイトページを作成できれば、コンバージョン率の向上も見込めます。

しかし、長期のサイト運営を考えた場合、集客力が小さいスモールキーワードのみでは、いづれアクセス数やコンバージョンは頭打ちになります。
そのため、サイト立ち上げ時は、競合性の少ないスモール×スモールの組み合わせで様子を伺い、コンテンツやユーザーを一定数確保できたら、ビッグ×スモールの組み合わせで、更なる高みを目指しましょう。

キーワードの変更

SEO対策を行っているにも関わらず、検索順位が伸び悩むことがあります。
そんなときは、アクセス解析などにより、その要因は究明することが大切ですが、基本に立ち返ってキーワードの選び方を、もう一度見直してみるのも1つの方法です。

検索エンジンの評価基準やユーザーニーズ、競合するサイトの動向など、環境は常に変化しているので、最初は順調に結果を出していたキーワードも、いつしかミスマッチが生じ、成果が上げられなくなるケースはよくあることです。

そのため、表示回数やクリック数が多いものや、サイトの軸になっているものを残し、有益性のないキーワードは潔く諦めて、別の単語やフレーズに変更していくことも、長期的な視点では重要なSEO対策の1つになります。


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